コンサルタントの活用について

コンサルタントの活用について、その効果について懐疑的な経営者の方もいらっしゃると思います。

実は、私自身も「コンサルタント」という職業の方々に対しては、かなり否定的なイメージを持っておりました。

口で言うだけなら誰でもできる。実際にやるのが大変なんだ。

ろくに経営経験もないくせに・・・。あるのは知識だけでしょ?

実際に事業を立ち上げた経験はあるの?自ら汗かいて、黒字にできたの?

上記の気持ちは、今でも持っております。

よって、「知識」だけでなく、経営はもちろんのこと「複数の事業の立ち上げ経験と黒字化実績」のあるコンサルタントでなければ、収益向上・事業再生の支援は難しいと考えています。

また、業績が好調な企業ほど、コンサルタントなどの外部人材をうまく活用して、成長を加速させているのに対して、業績が低迷している企業では、自社の限られた人材だけで改善しようともがき、袋小路に迷い込んだままでいるというのも事実です。

ここで、コンサルタントを活用しない理由を整理しますと以下になるのではないでしょうか。

●かつて利用したが効果がなかった。考え・意見が合わなかった。

現場の実際の改善を期待していたのに、プラン・計画書の提示だけで終わったというケースや、金融機関などに紹介されたコンサルタントを、よく検討せずにそのまま受け入れたなどのケースで見られるミスマッチです。

●自社のことは自分(経営者)が一番わかっているので、必要性を感じない。

自社のことをよくわかっているのであれば、有能な外部人材を活用することで、改善スピードはアップします。
中小企業は人材確保が難しいのが現実ですので、社員を増やすのではなく、まずは外部人材を活用してみるほうが合理的です。

●そもそも費用を負担する余裕がない。

これは費用対効果でとらえるべきだと思います。
コンサルタントと事前に「期待する成果」と「その為にコンサルタントが行う内容」をすり合わせ・共有する。
そして、その内容が前向きな投資としてとらえることができるかどうかです。

実績のあるコンサルタントは、経営者に近い感覚を持っていますし、できないことは「できる」と安請け合いもしません。
ただし、すぐに有能なコンサルタントと出会えるとは限りませんので、複数のコンサルタントと面談の上で、最も自社にあった人に依頼することが大切です。

今のままではいられない状況であれば、今までとは違う判断で、抜本策を検討すべきではないでしょうか。

お気軽にご相談いただけますと幸いです。
 
 
 

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